食べたらネットの開発をしていたら、「レコーディング・ダイエット」というものを教えてくれた人がいました。
調べてみたら、アニメ・ゲーム制作会社として有名な(株)ガイナックスの創立者である岡田斗司夫氏による「いつまでもデブと思うなよ」という本が出版されていました。
早速この本を読んでみると、1年で50キロも痩せた(117kgから67kg)岡田氏の実体験に基づくダイエット法が書かれていました。
その主張は、まさに私自身が経験したことであり、「食べたらネット」のコンセプトにぴったりでした。
「続けられないダイエットは意味がない」「ガマンだけで楽しくなければ、人間は続けることはできない」という主張に私は全面的に賛成です。
巷にあふれる数多くのダイエット法は、
1. 特定のダイエット食品を食べ続けるもの
2. 特定の栄養素を減らすようにするもの
などがありますが、どれも長続きしそうにありません。
エステやトレーニングでも、「一週間続けたら何kg痩せた」みたいなキャッチコピーが流行っています。
しかし、その後はどうなったか定かではありません。
それよりも、「普通の生活をしていて、長期的に痩せていく」のが本道ではないかと思うのです。
この本で実体験として語られている「記録を取るだけで痩せられる」という事実は、経営学で学んだ「ホーソン実験」を連想させますが、私の場合も同様でした。
記録を取ることが、ダイエットのための動機付けになるのですね。
以前のブログでも書きましたが、何かを制御したければまず記録を取ることです。
どうやって制御すればよいかは、記録から自ずと分かってくるでしょう。