7月20日に会社の密命を帯びて(?)ワイヤレスジャパン2007に行ってきました。
朝10時の開館直後ごろに行ったので、入り口前の人通りはあまり多くなかったのですが、中にはそれなりの人が入っていて、ユビキタスコンピューティングの人気の高さを感じました。
私の個人的な関心は「スマートフォン」でしたので、HTC Nipponやイー・モバイル、ウィルコム、NTTドコモなどを廻りました。
この中で、私が一番興味をそそられたのが、HTC X7501です。
これは、スマートフォンと言うより、小型ノートに近い形状で、システム手帳サイズでQWERTYキーボードが付いたものです。
2007年9月にSIMロックフリー(FOMAカードのようなSIMカードを入れ替えればどこのキャリアでも使える)の機器として発売される予定だとのことです。
いつでもどこでもインターネットにつながったPCを使いたい私にとってはうってつけの機器です。
そのほかにもWILLCOMのAdvanced/W-ZERO3[es]や、イー・モバイルのEM・ONEなど、街の電気屋さんでも見られそうなものばかり見ていました。
しかし、本当の狙いは別にありました。
日立製作所とテクノロジー・アライアンス・グループの共同開発によるCollectlo センサネットワークASPサービスの展示とワークショップがあり、それを見てきました。
これは、体組成計や歩数計などのセンサーにZigBee無線通信モジュールをつけて、ゲートウェイ経由でインターネットに接続されたサーバで集中管理を行うものです。
これがASPサービスとして提供される予定だそうです。
ワークショップには、それほど広くない会場だとは言え満員の聴衆が入っていました。
時間の関係で昼までしか居られませんでしたが、新しいもの好きな私としては久しぶりの展示会で収穫のあった見学でした。
山本 康