東武鉄道の運転士が、3歳の長男をおよそ4分間運転室に入れた状態で乗務した結果、懲戒解雇になった。この処分が厳しすぎるという抗議の電話やメールが多数寄せられているようだ。
以前、あるテレビ番組で難病で余命わずかの少年の夢を叶えてあげるという江ノ島電鉄の一大プロジェクトを観た。確かに運転室に入出を許可されている人には制約があり、その少年の夢を現実にするために江ノ島電鉄はありとあらゆる手段を検討して、少年が他界する数日前に夢を現実化した。
東武鉄道の懲戒処分は、解雇、職級降下、停職、減給、けん責の5段階になっていて、基準はその事件ごとに判断しているという。
インターネットが普及した今日、苦情や抗議のメールを送信するのはたやすくなった。ニュース読者の意見を簡単に相手に伝えられる時代の現われとして、この記事を読んだのだった。
投稿:原田智子