英会話で有名なアルクがPodcastingを始めたそうです。英会話の番組をコンテンツとして、無料で配信するのだそう。これを知ったとき、先日、「iTunes Music Store専門の音楽レーベルが設立 」という記事の中で、英会話についても触れていたことを思い出しました。
音楽だけじゃなく、例えば英会話などの音声ファイルもオンラインで販売できるようになれば面白そうですね
と書いていたのです。
「iTMSで配信してくれればネタとして使いやすかったのになぁ」などと考えいましたが、アルクは独自でサイトを構えて番組を配信するそうです。「なんでiTMS使ってくれないんだー」などと勝手な考えをめぐらせているうちに、企業がPodcastingをやる場合に自社サイトで配信するのは重要な目的があることに気付きました。
「自社サイトでできる=管理しやすい」という点がまず1つ。
もう1つは、「販売促進に利用しやすい」という点ですね。実際にPodCastingのサイトに行ってみると、さりげなく有料のものへのリンクが貼ってあります。Podcastingでファンになってもらっていずれは優良なお客様になって欲しい、ということでしょう。iTMSなどが中間に入ると、「アルク」という名前を知らない人は、どこで商品を買えばいいのか分からなくなりそうです。しかし、自社サイトなら分かりやすい。潜在顧客を集め、「ダイレクトに」新規顧客に繋げるために自社サイトで運用しているのでしょう。あながち間違ってもいないと思います。
今後はPodcastingのコンテンツ自体の配信も事業化していくのだと思いますが、その時にはiTMSを使うのでしょうか?(しつこい?)
これもしばらくウォッチしていきたいと思います。
参考ニュース:アルク、英会話番組などをPodcastingで無料配信
投稿:三原崇人