ブログなどが更新すると教えてくれる便利な機能を持つRSSですが、RSSが本当に普及するのは「RSSがRSSとして認識されなくなる」時だと思います。RSSを知っているから普及するのでなく、知らないうちに普及するのです。
たとえば、HTMLによるインターネットのページ。ブラウザを通して自然にインターネットをしてHTMLのページを見ている人でも「HTMLって何?」という人は多いでしょう。「ブラウザって何?」という人もいると思います。RSSが本当に普及する時には、「RSSリーダー」という言葉も使われなくなるのではないでしょうか。まだRSSリーダー市場を独占するようなツールが出てきていないですが、Internet Explorerのように市場を独占するツールが現れた時が見物だと思います。個人的には、いずれRSSリーダーのみでしか表示できないようなサイトも続々と出てくるのでは?とすら思っているので、今後のRSS周辺情報にはこれからも注目してきたいです。
投稿:三原崇人