掲載誌 | 有料メールマガジン「Scan Security Management(2005年度)」 |
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掲載年月 | 2005年11月15日 Vol.131 |
執筆者 | 原田智子・井上きよみ(アイドゥ) |
セキュリティ技術者の必要性が高まる中、今回紹介する資格は、そのベンダー製品を使ったソリューションを提供する企業にとって、価値の高いものだ。
公開鍵基盤技術PKI(Public Key Infrastructure)分野でNo.1シェアを持つベリサインは、「マネージドPKI」という名称の電子証明書認証局のアウトソーシングサービスを展開している。このサービスのスペシャリストとして、以下2つの資格がある。
当認定制度は、2000年から実施され、ベリサイン製品を導入した企業やSIベンダーに所属する社員が受講ならびに受験をしている。
日本ベリサインのコンサルティング部トレーニングインストラクター田坂啓輔氏は「PKIトレーニングの上位コースとして、VCA/VCE養成コースが設置されている。PKIの知識を十分に理解していなければ、合格の難しい認定資格。」と語る。
VCA/VCE 試験概要 | |
出題形式 | 非公開 |
試験所要時間 | 40分 |
受験料 | 252,000円(受講料・受験料込) |
試験会場 | 日本ベリサイン川崎事業所 |
合格基準 | 非公開 |
試験日程 | VCA/VCEの各養成コース終了後に試験 |
VCA/VCEの認定には、ベリサインのトレーニングコース受講が必須となる。そして試験は、コース終了直後に実施される。
なお、出張トレーニング(講師派遣&カスタマイズトレーニング)も提供している。
>> http://www.verisign.co.jp/training/definition.html
シマンテックの認定技術者資格には、
>> http://www.symantec.com/region/jp/education/certification/index.html
これらのうち、ベーシック的な位置づけとなるのが「SCTA」で、セキュリティ分野でのコンサルタントが務まるレベル。具体的な取得条件は、以下のとおりである。
SCTA認定者は、上記[A]の合格分野に対し、効率的なセキュリティソリューションのデザインやプランニング、展開、管理ができるとされている。
シマシマンテックソリューション試験 試験概要 | |
出題形式など | 多岐選択式で、問題数は70問 |
試験所要時間と合格基準 | (上記[A]欄を参照) |
受験料 | 18,300円 (税別) |
試験会場 | アール・プロメトリックが主催する全国の公認テストセンター |
試験日程 | いつでも可能(公認テスト試験センターでの可能日時) |
申し込み | アール・プロメトリック認定試験受付センター |
シマンテックソリューション試験に合格するために必要なスキルを磨くコースとして、認定試験対策トレーニングが用意されている。
シスコ技術者認定(Cisco Career Certification)の中で、シスコのセキュアネットワークの設計および実装に関して専門レベルの知識と技術を有することを証明する資格が「CCSP(Cisco Certified Security Professional)」である。
これによって、生産性の保護やコスト削減ができるネットワークの構築や管理・保全技術を身につけているとされる。
CCSPの取得には、下記5科目の試験合格およびCCNA(Cisco Certified Network Associate)の認定が必要となる。
CCSP認定のための試験概要 | |
出題形式と 試験所要時間 |
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受験料 | 15,500円 (税別) |
試験会場 | アール・プロメトリック、ピアソンVUEが主催する全国の公認テストセンター |
試験日程 | いつでも可能(公認テスト試験センターでの可能日時) |
申し込み | 上記認定試験受付センター |
2005年11月現在、試験科目の変更時期にさしかかっているため、上記サイトで確認してほしい。
なお、各試験科目に対応したトレーニング等も用意されている。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 注目の情報セキュリティ資格、その取得と効用 第4回 ベンダー製品のセキュリティプロフェッショナルを証明 ベリサイン「VCA/VCE」・シマンテック「SCSA」・シスコ「CCSP」
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