掲載誌 | 雑誌「アクセス埼玉」(財団法人埼玉県中小企業振興公社) | |
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掲載年月 | 2007年8月(第5回) | |
執筆者 | (株)アイドゥ 三原崇人 |
本誌五月号は「社長のための特別セキュリティ講座」でしたが、ご覧いただきましたか?今回はセキュリティ対策の中で最もなじ
み深いであろうウイルス対策を取り上げます。
個人情報保護や情報漏えい関連のセキュリティに注目しがちですが、これらのニュースなどが出た場合によく読んでみるとウイルスが関係していることが多いのです。
にもかかわらず、2007年7月10日に情報処理推進機構が発表した「15歳以上のPCインターネット利用者を対象とした情報セキュリティの意識調査」によれば、ウイルス対策ソフト未導入の割合が約26%になっています。
今や「ウイルス対策なくしてセキュリティ対策なし」と言っても過言ではないほど重要なテーマですので、しっかりチェックしておきましょう。
製品名 | 会社名 | 価格 | 更新価格 | 備考 |
ウイルスバスター2007 トレンド フレックス セキュリティ | トレンドマイクロ | 4,725円 | 4,725円 | 価格は1ユーザー版。単価は高いが、多機能でウイルス以外の脅威からも守れる |
ノートンアンチウイルス2007 | シマンテック | 13,650円 | 13,650円 | 価格は5ユーザー版。ウイルス対策に特化。 |
カスペルスキー アンチウイルス 6.0 | カスペルスキー研究所 | 16,800円 | 16,800円 | 価格は5ユーザー版。ウイルス対策に特化。ウイルス検出率に優れる。 |
ウイルスセキュリティZERO | ソースネクスト | 3,970円 | 無料 | 価格は1ユーザー。価格で選ぶならこれ。しかしウイルスの検出率は低く、ビジネスには不向き。 |
AVG Anti-Virus Free Edition | AVG Grisoft | 無料 | 無料 | 日本語非対応。個人・非商用限定。 |
ウイルス対策ソフトは、さまざまなタイプのものが出てきています。主要なウイルス対策ソフトを図表1にまとめてみました。
価格面で比較してみると、「ウイルスバスター」や「ノートンアンチウイルス」、「カスペルスキー」は、ソフトウェア代金+一年ごとの更新料(アップデート料金)という価格体系です。
また、ソースネクストの「ウイルスセキュリティZERO」というソフトは日本語対応ソフトの中では更新料が無料という価格体系が魅力となっています。
そのほかにも、料金無料のソフトがありますが、こちらは公式には日本語には対応していません。
それぞれ一長一短ありますが、性能、価格のどちらで選ぶか、リスクと導入台数を見極めて判断しましょう。私としては、多少お金がかかっても、ビジネスにもプライベートにも対応できて、高機能な「ウイルスバスター」「ノートンアンチウイルス」「カスペルスキー」などがオススメです。
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例えば、皆様の職場でウイルス対策ソフトを2006年版から2007年版にアップデートしたら、パソコンの動作が遅くなったということはありませんか?
この原因は、パソコンの性能がウイルス対策ソフトの要求する性能に達していないからと考えられます。
近年のウイルス対策ソフトは、高機能化とともにプログラムも巨大化しています。ウイルス対策ソフトは、パソコン動作中は常に起動している「常駐ソフト」ですので、インターネットやメールをしている時も、目立たないところで動いているのです。
では、こんな時、解決策として適切なのは次のどちらでしょうか。
答えは2番です。
パソコンを買い換えるのでは金銭的負担が大きくなりますが、メモリの増設であれば1万円程度でもできます。
よく分からないなら、パソコンの型番をメモして家電量販店や専門店に行ってみると確実です。
ちなみに、1番の答えでは危険です。危険度は普段着でエベレストに登るようなレベルです
ウイルス対策ソフトを利用する場合には、最低三点は押さえておきたいことがあります。
1.最新パターンの更新自動アップデートが便利です。
いつまでも古い情報のままでは最新ウイルスには対抗できません。
2.リアルタイム検索
ウイルスを発見するとすぐに対処できる機能です。被害が広がってからの対処では「時すでに遅し」です。
3.最低週1回の全ファイルチェック
例えば毎週水曜日の12時、というように全ファイルをチェックし、万全に万全を期します。
この三点はソフトによってはスケジュール化したり、自動化できます。
例えば、私の使用しているウイルスバスター2007では、最新パターンの更新は図表3のように設定できます。
同ソフトを使っている方は、自分のパソコンがきちんと設定されているかチェックしてみましょう。
また、ライセンス切れのままの人も意外と多いです。これでは最新パターンが更新できませんので、ライセンス更新もお忘れなく。
(図表4参照)
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いろいろとソフトを利用しても最後の砦とりでとなるのは皆様自身です。少しずつでもセキュリティ知識というヨロイを身にまとっていく意識を持ちましょう。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第5回 生かしきれてる?ウイルス対策ソフト
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