掲載誌 | 雑誌「アクセスさいたま」(財団法人埼玉県中小企業振興公社) | |
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掲載年月 | 2005年11月(第8回) | |
執筆者 | (株)アイドゥ 代表取締役 井上きよみ (中小企業診断士) |
最近のデジタル地図サービスの進化には目を見張るものがあります。単なる地図にとどまらず、航空写真、カーナビ張りのナビゲーション、周辺の食事処案内等々、外出の多いビジネスマンにとって、うれしい機能充実です。また、表示スピードも「デジタル地図=遅い表示」という認識を覆すほど速くなってきました。
それを無料か月々200~300円程度の料金で利用できるのですから、場所探しの手間を考えれば、十分過ぎるほどの元を取れます。
Web上で住所からすぐに場所を知りたい時に便利なのが、右クリックして地図を表示する機能です(図表1)。
サービス/サイト名 | インストールする機能 |
Mapion | Mapion ツールバー |
MapFanWeb | MapFan Web 右クリックリンク |
Googleツールバー |
検索サイト大手のGoogleは、「Google ローカル」()で、通常の地図だけでなく、一部都市に関しては航空地図が見られるサービスを開始しています。ある住所を検索後、地図画面右上の「サテライト」ボタンをクリックすると、航空写真になります(図表3)。
図表3 同じ場所を形態の異なる地図で表示(出典:「Googleローカル」サイト内)
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通常の地図 |
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通常の地図 |
さらに「Google Earth」 現在β版で英語のみ)では、仰角を変えて見ることができます(図表4)。利用するにはサイト上から無料プログラムをインストールします。
共に写真データが少々古めですが、それでも街の雰囲気、車で入れそうかどうかなど、事前にある程度の察しがつきます。
図表4 同じ場所を迎角を変えて表示
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水平から(南から北側へ仰ぐ) |
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ほぼ真上から |
図表5 周辺情報もすぐにわかる |
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行き慣れていない場所で昼食難民になった経験をお持ちの方も多いのでは。最近は関連情報を表示してくれるサービスが増加しています。
例えば「goo地図」では、周辺の店舗情報を一緒に表示してくれます(図表5)。このページから各店舗を見れば、クーポン券をゲットして、賢く昼食代を倹約できるかもしれません。地図ページから周辺の天気や最寄り駅もワンクリックでわかるので、手間をかけずに準備万端整い、不安も解消されます。
地図を印刷するのが面倒という人は、ケータイに入れましょう。地図ページに表示されたQRコードをカメラ付き携帯電話で読み取ります(図表6)。印刷した地図を会社に置き忘れてしまった!というおっちょこちょいさんには絶対お勧めです。
また、地図をメールで送るサービスを利用して同様のことができます。待ち合わせの相手だけでなく、自分の携帯電話にもメールしておけば安心です。
慌ててタクシーに飛び乗ったものの、渋滞につかまって遅れるわ、高い料金は払わされるわと散々な目に遭ったことはありませんか。お恥ずかしい話ですが、私は時々あります。
そんな方にぴったりなのが「NAVITIME」の有料サービス(月額315円)です。携帯電話向けのナビゲートサービスは増えてきましたが、これは5分ごとに更新される渋滞状況まで考慮し、かつ電車・徒歩・自動車を組み合わせた、最適経路を探してくれるので、正しいであろう判断ができます。悔しい思いをかなり減らせるはずです。
もちろん地図上に道順を表示してくれるので、迷うこともありません(図表7)。
図表7 「NAVITIME」で最適経路を検索・表示 | ||||||
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出発地点と 目的地を入れて検索開始 | 経路候補が 表示される | 経路の詳細を 確認 | 経路内の徒歩 部分は地図を 表示して 道順を確認 |
用途や頻度、そして自分の性格や行動傾向に合わせて地図サービスを積極的に利用すれば、ビジネスでもプライベートでも、今よりずっと豊かな気持ちになれるに違いありません。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第8回 外出の手間・移動時間・料金をデジタル地図で圧縮しよう ~無料・安価サービスでもここまで充実した機能~
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