掲載誌 | 雑誌「アクセスさいたま」(財団法人埼玉県中小企業振興公社) | |
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掲載年月 | 2005年2月(第11回) | |
監修 | 井上きよみ | |
執筆者 | 小松信治 |
Yahoo!JapanやGoogleを使っての情報検索は、オフィスから簡単に行えてとても便利です。総務省情報通信政策研究所の「WWWコンテンツ統計調査」によると、国内のページ数は平成16年2月時点でおよそ8500万ページ。ちょっとした調べ事はインターネットで、という時代になりつつあります。
しかし、インターネット上のページ数があまりに多く、必要な情報になかなかたどり着けない、そんな経験一度はありませんか?
私がインターネットで情報検索を行うときには、検索時間は5分と決め、ダメなときはインターネット以外のほかの方法を試すことにしています。今回は、そのための「5分間検索術」をご紹介します。
まず、「5分間検索術」では、キーワードをできるだけ具体的に、複数指定するようにします。
国内のインターネットのページ数を調べたいなら、「国内 ページ数」よりも、具体的な複数キーワード「国内 ウェブ 総ページ数」で検索したほうが、よい結果を得られます。図表1に絞り込みの具体例を示しました。最後の結果では778件までの絞り込みに成功しています。
検索キーワード | 検索結果数 |
「国内のページ数」 | 0 |
「国内」 「ページ数」 | 82100 |
「国内」 「ウェブ」 「ページ数」 | 4630 |
「国内」 「ウェブ」 「総ページ数」 | 778 |
図表2 Googleでの検索先アドレス絞込み例。ここでは検索キーワードに「site:go.jp」を加えることで、 政府機関のウェブサイト(go.jp)に限った検索を行っている。 |
そのものずばりではなくても、目的に近い検索結果が見つかることがあります。「5分間検索術」では、外した結果を無駄にしません。
実は多くの場合、ニアミス結果には有効なキーワードが含まれています。ぱっと見て使えそうな語句があれば、検索キーワードに加えてしまいましょう。また、今より的確なキーワードがみつかったなら、差し替えるとよいでしょう。
現在、各社は独自の検索方法を採用する傾向があります。そのため、それぞれの結果は大きく異なります。これを利用しない手はありません。
ところが、検索サイトは国内大手だけでも10程度あります。片っ端から試す手間も省いてしまいましょう。
「検索デスク」(図表3)を利用すれば、1つのウィンドウから複数サイトを利用できます。これなら、キーワードを何度も入れ直す必要もなく、すばやく検索できます。
図表3 「検索デスク」。複数検索サイトをまとめて使える便利サイト。 お気に入りに登録しておくと便利。 |
図表4 Yahoo! Japanの「日本語表記のゆれ」オプション。「ゆれを含める」をチェックすることで、本機能を利用できる。 |
名称 | 運営会社 | 備考 |
Yahoo! Japan | ヤフー | 日本語表記のゆれに対応した検索機能など |
グーグル | 世界最大の検索サイト 言語指定のほか、関連ページの検索などが可能 | |
Infoseek | 楽天 | 自然言語認識による検索が可能 |
MSN | マイクロソフト | 検索地域や言語の指定が可能 |
goo | エヌ・ティ・ティ レゾナント | 国内老舗検索サイト タウンページ情報などと密接に連動 |
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第11回 5分で欲しい情報を探す検索術 ~情報あふれるインターネットで迷わないために~
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