久々に新しいマシンを買った。
マシンの設定も徐々に進んできたので、このマシンから自社のイントラネットサーバにアクセスしてみた。
・・・・ら、ブラウザには英語の全く違う画面が表示された!
「ああ、ついに、うちもやられたか ・・・」
という思いが脳裏を横切った。
が、再度、冷静に画面を見た。
片隅に私が入力したドメイン名と「Expire」の文字。
そして画面はアメリカのとあるプロバイダの宣伝内容。
やっと、私は悟った。
そのドメインの有効期限が過ぎてしまっていたことを。
更新手続きを怠っていたのだ。
反省の意を込め、これまで気づかなかった理由を考えてみた。
今までは、直接IPアドレスを指定して、アクセスをしていた。
正確に言えば、IPアドレスのURLで「お気に入り」登録をしていて、そこからアクセスしていた。
だから、当の本人はIPアドレスかドメイン名なのかを気にすることもなく、アクセスを続けていた。
なぜ、IPアドレスを指定していたかと言えば、数年前にサーバ移転をし、その時、旧サーバへのアクセスを避けるために明示的にIPアドレスにしていたわけだ。
私以外のスタッフがだれも気づかなかったのは、同様にIPアドレス指定をしていたからだろう。
(今までスタッフからも連絡はなく、私が初めて気づいたから。)
が、新マシンに、まだ「お気に入り」を移していなかったので、IPアドレスなんて覚えていないし、ほとんど無意識でドメイン名をアドレス欄に打った。
そして、文頭に書いた結果となったのである。
お客様ドメイン(お客様の代行で取得や更新手続きをしたドメイン)は、1年ごとに料金を請求する都合上、しっかり管理しているのだけど、自社のものだったので、「期限前にはお知らせメールが来るから」と、きちんと管理していなかったのが、そもそもの原因ではある。
ドメインの期限が切れる前に、プロバイダ(正確にはレジストラ)からはお知らせメールが来る。それも、更新手続きを行うまで、何度か。
私はその何度かの全てを見落としていた。
このドメインは、米国のレジストラで登録していたので、もちろん、やって来るメールも英語。
私の単純な脳が、「英語のメール=スパムメール」と判断し、ごみ箱に直行していた。
だから、お知らせメールは私のメーラーに残っていない。
このことがわかって、スパムメール対策を何とかしなくっちゃ、と思った。
もちろん、何もやっていないわけではないのだけど、もっと正確かつ効率的に仕分ける方法を考えなくてはならない。
それから、社内で利用するドメインは、基本的に3年~7年の複数年度で更新するので、ドメインの期限なんて、すっかり頭の中から忘れ去られていた。
レジストラ・トランスファーして国内のレジストラにしてもいいんだけど、今の米国のレジストラの方が安いし、それに最近、円高なので、ドル建ての精算はさらに安い ・・・ 。
私って変なところでセコいのかも。
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さて、期限切れになったドメインは、その後、どうなったかですが、
慌てて、更新手続きをしたので、また無事使えるようになりました。
一件落着。
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