2,3日前、「フェムトセル」の解説を書いた。
最近、話題になりつつある用語で、新聞記事でも時々見かけるようになった。
そんな折、FOMA905iの折込広告を見て、フェムトセルの早期実現を願う気持ちがさらに強くなった。
フェムト = 1000兆分の1
セル = ケータイの場合は、一つの基地局がカバーする通話エリア
→ フェムトセル = 1000兆分の1は比喩で、小さな小さな通話エリア
という意味。
今は、法規制により、勝手に基地局を作るなんてできない。ケータイ事業者が、その規制をクリアしつつ、せっせと基地局を増やしているのが現状。
そうすると、人のたくさんいる所から優先的に整備されるのは、当たり前となる。
私がFOMAにしたのは数年前。当時は出張時につながらないことがしばしば。
都内にいると、あまり感じなかったが、地方での圏外表示は予想以上だった。
「ああ、使えな~い。」
と、ため息を漏らしていた。
でも、それももう昔のこと、と思っていた。
それが先日、新聞の折り込み広告で見た大きな文字が、これ。
そして、これより小さな文字で、
「あなたの住んでいる町をチェック!! そうです、もうFOMAエリアです!!」
と書いてある。
そういえば、圏外になってしまって不便な思いをした、あの場所は・・・と思いつつ、その広告内の地図を見ると、白い!!!
平成19年12月末までの拡大予定エリアに、そこは入っていなかった。
(私の母校のある住所は「2007年12月末までのエリア拡大・充実予定地域」の中で見つけた。)
ということができるようになるらしいのが、来年らしい。
来年、法改正されれば、微弱な基地局、つまりフェムトセル用基地局がケータイショップや家電量販店なんかで販売されるようになるので、それを買って設置すればいい。
そうすれば、ケータイ事業者にお願いしなくてもいい。もう、待たなくていい。
辺鄙な場所だってOK。
まあ、そこまでして、ケータイ使いたいか?ってことになるけど。
でも、旅館や山小屋のような客商売の所では、この上ない恩恵を得られるに違いない。
こうして設置した基地局は、インターネットを利用してバックボーン回線につながるらしい。
えっ? 山奥にはインターネットが通じていない?
ADSLも光ファイバーもない場所では、どうすることもできない?
それは、きっと別の技術「WiMAX」が解決するんじゃないかな。
ラストワンマイルの解決、実際にはワンマイルどころかもっともっと長い距離だろうけど。
このWiMAXについては、また別の日に。
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