ライティングの仕事をやっているからでしょうか、時々
「僕(私)はボキャブラリーが少ないから、とっさに良い言葉が浮かんで来なくて、人を褒める時も、文章を書くときも、いつも同じような言葉ばかり使ってしまう。どうしたら、もっとたくさんの言葉が出てくるんだろう?」
と相談されます。
でも、私だってボキャブラリー(語彙)が決して多い方ではないのです。でも、自分の生活や仕事上で、頻繁に必要となる場面については、いくつかの語彙を、半分、無意識で用意しています。
あなたも、身の回りで必要なシーンだけ、ちょっと語彙力をアップしましょう。
その方法は簡単です。
上司や女性に、気の利いた一言を・・・・・。
と思いつつも、なかなか言葉が口をついて、出てこない。
結局、今回も
「それ、いいですね。」
だけ。本当はもうちょっと、何か言って、もっと喜んでもらいたいのに。
これじゃ、ライバルと差をつけられない。それどころか・・・・。
でも、考えてみてほしいのです。
「自分はボキャブラリーが少ないから」と、自分をワクにはめるだけで、何の努力もしていないのでは?
たくさんの努力が必要、と言っているわけではないのです。
困った時にこそ、ちょっとだけ、辞書を引いてみませんか。
こう書くと、次は
「でも、シソーラス辞書とかで調べるんでしょ? そんなの持っていないし、難しそうだし。」
と、妙に構えてしまう人もいるのです。
とにかく、難しく考えない!
そこで私が提案するのは、インターネット上の辞書。
その中でも、 「Yahoo!辞書」の類語辞書 は、超オススメです。
なぜって、カンタンだから。
先日、社内でこんな会話がありました。
Y氏曰く、「褒めるって難しいよね。結局、料理も服装も、気づくと『上品』という褒め言葉ばかり使っているみたいなんだ。」と。
では、この「上品」を例に、さっそくYahoo!の類語辞書で調べましょう。
下の図のように、「類語」ボタンを押してから検索します。
結果は以下のとおり。
何と22の類語が出ました!
この中から自分で自然に使えそうな1語か2語をピックアップし、ぜひ、次回、使ってみましょう。
私なら、女性相手の場合「優雅」「清楚」「エレガント」あたりを、男性相手の場合「端正」あたりを使ってみようかと。
困った! → 調べる → メモる → 使う
を繰り返すうちに、あなたもきっと言葉の達人になるに違いありません。
ぜひ、お試しあれ。
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