NTTコミュニケーションズさんの中小企業向けホームページ「Biz-IT」内の特集「プロに聞く!先生教えて!」コーナーに掲載されました。
インタビューを受けたのは、8月17日。
ライターさん、カメラマンさん、制作会社さん、代理店さんと総勢5名でお越しいただきました。
ミーティングルームは、ほぼ定員という感じです。
インタビューのお題目は「中小企業のセキュリティ対策」でしたが、いつも考え込んでしまうことがあります。今回もそうでした。
というのは、中小企業という切り口で、中小企業を一括りにはできない からなんです。
たった1人の会社と300名程度の会社とでは、やることも体制も天と地ほど違いますし、業種や取扱い商品・サービスによっても大きく異なります。要はデコボコなんです。
しかし、仕事ですから、その凸凹を「エイヤッ!」と切って、幻影の平均的モデル企業を登場させることにします。今回は、情報セキュリティ面では、普段あまり神経質になる必要のない、10~20名程度の製造業、建設業の事務所を描きながら、話しました。
だから、私が話したことは、中小企業のすべてに当てはまるわけではありません。
例えば、こんな部分。
大企業などでは当たり前になってきた「入退室管理」ですが、これは社員やお客さまのほとんどが顔見知りの中小企業ではあまり必要ありません。
ましてや、プライバシーマークを取ろうとしている企業なんかには。Pマークを取ろうとか、大量の個人情報、機密情報を処理する所は、企業規模に関係なく、厳密な入退室管理が必須です。 キッパリ!
ところで、「ビーチワールド」って商品知っていますか?
球体の閉じられた空間の中で、エビが何年も生き続けるってヤツです。
↓コレです。
急に何でこんな話をしたかって言うと、企業(1人だけの個人事業も)の経済活動は、決してビーチワールドみたいには成り立たないってことです。
必ず外部と接する。ここに「セキュリティ」を考える要素が発生するわけです。
実は、このインタビュー、そんな話から始めたのです。
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