皆さんもご存じのとおり、8月14日からデル(dell)は、ノートPCに搭載したソニー製充電池が過熱・発火する恐れがあるとして、約410万台のリコールに乗り出した。
当社にも該当のノートPCがあり、デルのWebサイトに行ったわけだが、
そこで、私は自分の目を疑った。
書かれていないのだ・・・・
書かれていない、というのは語弊があるので、訂正すると、
最初、トップページを見た時、
今回のリコールに関する内容を見つけられなかった
というのが正しい。
よくよく見ると、下側の「企業情報」「サイトマップ」などの項目が小さめの文字列で並ぶメニューの中に、「バッテリの自主回収」という文字を、ようやく見つけた。
そのページに行くと、そこは日本語だったものの、サポートへのリンクは英語ページに飛ぶし、問い合わせ先とされた電話番号は、な、何とアメリカだ。
ちょっと、これはないよなぁ、という感じ。
これらの経由で出てきた、該当ページを見ると、新たな疑念がふつふつと沸いてくる。
というのは、最終更新こそ2006年8月15日となっているが、このページ自体は2005年12月16日に掲載されたものだから。当ページのURLを確認しても、それが一目瞭然。
半年以上も前からわかっていて、回収もしていたわけだ。
でも、ユーザ登録をしているにもかかわらず、このことを知ったのは、新聞沙汰になってから。
私は以前のあの事件を思い出した。
さらに当ページから、対象物かどうかを確認するページなどへのリンク先はすべて英語ページだった。
トップページから行った場合、この部分は日本語されているのに・・・・。
普通なら、事故につながるような大きな問題は、トップページに一番目立つように載せるでしょ!
と思っている。松下電器だってパロマだって、そうだ。
きっと、他の多くの企業も。(当社がWeb制作を行っていた、ある企業が扱っていた製品の一部が回収になった時も、トップページに大きな文字で注意を喚起した。)
私もdellユーザの1人であるが、前回のことも含め、今回もかなり疑問。
PS.dellおよびその他のWebページの状況は、あくまで2006年8月17日夜のものです。この記事を実にされた頃には変わっているかもしれませんので、あしからず。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 充電池リコールで見たdellサイトの摩訶不思議
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