今日はセミナー講師。タイトルは「驚くほどリーズナブルなITサービスを使い倒せ!知らないと大損? 今こそ経営手腕が問われる」だったけど、受講者の方々は、ほとんどITコーディネータとのことで、経営者向けの内容から、急遽、ITコンサルタント向けに変更。
そんなこともあって、レジュメはたった3つの見出しが並んだ、とてもカンタンなもの。
1.ファイブナインに多くのコスト?
2.椅子はみんな一緒?
3.会社はデイトレーダー養成所?
一見ITに関係ないような見出しですが、全部ITネタそのものです。
それでは内容をちょっとだけ説明します。
1.ファイブナインに多くのコスト?
IT・通信業界で耳にする「ファイブナイン」とは、「99.999%」のこと。これは、PBXの稼働率。年間のうち、ほんのわずかにしか止まらないPBXに多額の保守費用を払うのって、どうだろう? という問題提起です。
IPテレフォニー(呼制御サーバやIPセントレックス)という選択肢の可能性を探ってみました。
2.椅子はみんな一緒?
オフィスを見渡すと、社長の椅子、役員の椅子、部長の椅子、ヒラの椅子と、役職によって机や椅子が違いませんか?
でも、役職いかんに関わらず、使っているソフト、例えば「ワープロならWord」という具体に、ソフトはみんな一緒じゃないですか?
数年前までは、私も「社内でソフトは統一しましょう」なんて言ってたんですけど、今はちょっと考えが変わりました。
椅子と一緒で、ソフトは必ずしも統一する必要はない、っていうのが、最近の見解です。
3.会社はデイトレーダー養成所?
会社の時間(つまりお給料)と設備を使って、本当に会社の仕事をしていますか?
インターネットは便利ですけど、もしかして、会社の仕事と関係ないことをスタッフがしていませんか、という問いかけです。
たまたま、ライブドアさんの事件などがあって、株を持っている人って、気が気じゃないですか。仕事そっちのけ、もしくは仕事は上の空で、株価ばっかり追いかけているのでは・・・ということで、こんなタイトルにしてみました。
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終わってから、主催者のYさんに
「まさか、PBXの話が出てくるとは思わなかった」
と言われましたが、確かに、ほとんどセミナーでは話したことはない気がします。
考えてみれば、もう3年ほど前になるでしょうか。あるIT系会社さんの季刊誌の特集記事として
「IP Telephoneyがもたらす『自由自在』」
を書きましたが、これがベースになっていたのです。
さて、今日、東京は今シーズン、初めての本格的な雪でした。
天気予報でわかっていたとはいえ、朝目覚めて外の風景を見た瞬間、セミナー会場までたどり着けるのかなあ、と心配になりました。
この雪、お子さんは大喜びですね、きっと。
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