来月から三井住友銀行が、インターネットバンキングサービス「One'sダイレクト」にワンタイムパスワードを導入するようです。利用料は月額105円、でも最初は無料で何ヶ月間か利用できます。
ワンタイムパスワードは、俗に「使い捨てパスワード」と呼ばれていますが、最近までは大企業か、よほどの機密データを扱う人々が持つモノ、と思っていました。(少なくとも私は)
それが、ついに、私たちにまで普及してきたのです。
しかし、素直に喜べない部分もあります。
自分の預金が勝手に他人に使われるのは許せませんし、あってはならないことです。そのためにもワンタイムパスワードの導入は非常に良いことだと思います。
と、頭ではわかるのですが、「そこまでしなければダメなのか。物騒な世の中になったなあ。」と、本音では、すごく窮屈なんです。
子供の頃、家に鍵をかける必要もないような所で育った私には、どんどん世の中が面倒になっていく気がして、何とも切ないものを感じます。
が、もっと新しい世代の人には、きっと当たり前のことなんでしょう。
新しいセキュリティの技術を、(自分も含めた)なじみのない世代の人々に、いかに抵抗無く受け入れてもらうか、そんな橋渡しができたらいいな、と思いました。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: ワンタイムパスワードが庶民にも
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.eyedo.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1574