コンピュータ知識と文章力たまの打ち合わせに出られれば、主婦でも十分にできる仕事
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パソコン誌の「ライター募集」に応募して ソフトハウス、コンピュータメーカーなどに勤めた後、91年に独立した井上さん。コンピュータの知識を生かし、はじめはシステム開発の仕事をしていたそうだが、マニュアルを書いたり、アルバイト的に共著で単行本を書いたりと、ライティング経験もあった。 そして、たまたま見つけたパソコン誌のライター募集広告に応募し、執筆生活を始めることに。 小さなコラム1本から始まり、みるみるうちに仕事は増えた。最初のころは、毎日家で原稿を書く日々。ただ、ずっとこもりっきりというわけにはいかなかった。 「在宅ワークというと、100%自宅でできると思っていたのですが、やはり最低限の打ち合わせなどには出なければなりません」 コンピュータの知識と文章力。そして、打ち合わせのための若干の時間を確保できれば、主婦でも十分にできる仕事だとか。 井上さんの場合、次第にコンピュータ講師の仕事も入ようになり、92年には会社を設立。現在は社員4人を抱え、社長業もこなしている。在宅ワークから始まった井上さんのステップアップは、さらに続く。 |
資金力 | |
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収入 | ■月の平均収入/約10万円 ■執筆のみの収入。現在は主に2誌(初歩のパソコン・アクセスさいたま)に連載。執筆の仕事は抑え気味とか。ちなみに、在宅ライター時代は、年収700万円ほど(しかし、下のような初期投資あり) |
支出 | ■初期出資/パソコン関連で約150万円 ■毎月の経費/メール、WEBでの調べものとしてネット通信費、ゲラチェック用のファックス通信費ほかで数千円程度 |